えのきの備忘録

お金や選挙などについての備忘録です(本記事のリンクには広告が含まれています)

参議院選挙2025の結果について思うこと

えのき

参議院選挙2025は、7月3日に公示、そして20日に投開票が行われました。


当ブログでは、今回の選挙について、いろいろ調べながら記事を書いてきました。



そして、ついに選挙の結果が出ました。


野党の議席数が126という結果となり、与党の議席数122をわずかながら上回りました。


今回の選挙について、思うところを書いていきたいと思います。



国民民主党と参政党の同時躍進

今回の選挙で印象的だったのが、国民民主党と参政党の躍進でした。


実際、比例代表の得票数は

  1. 自民党:1280万票
  2. 国民民主党:762万票
  3. 参政党:742万票
  4. 立憲民主党:739票

と、国民民主党と参政党が、立憲民主党を上回る結果となりました。

 参院選での比例の得票は、国民民主党が約762万票、参政が約742万5千票で、立憲民主党(約739万7千票)を上回った。自民党も約1208万で、前回から約545万も激減。玉木、神谷両代表の演説が集票面で、狙い通りの効果をあげたことを裏付けている。


共に躍進、「国民民主党」「参政党」の違いは?◆参院選、街頭演説から分析(上)【解説委員室から】:時事ドットコム


この結果に関連して興味深いのが、30代以下の若者の2割ずつが国民民主党か参政党に投票しているということです。

参議院選挙】30代以下の2割ずつが国民民主・参政に投票 比例代表の出口調査 - 日本経済新聞

【参議院選挙】30代以下の2割ずつが国民民主・参政に投票 比例代表の出口調査 - 日本経済新聞 より

つまり、国民民主党と参政党は、主に若者からの支持を得たことになります。


たしかに、参政党などは「政治はロックだ!」というポスターなどは、若者をターゲットとしたデザインのようにも思えます。


また、「日本人ファースト」というスローガンや「子ども1人につき1カ月10万円の支給」という公約に共感した人も多かったようです。



国民民主党については、玉木雄一郎代表の不倫報道が出たりしたので、今回は支持が下がるかと思いきや、昨年の衆議院選挙と同様に支持を伸ばしており、個人的には意外に思いました。



この国民民主党、参政党の躍進について、興味深い観点から分析しているのが以下の記事です。



この記事について、AIで要約すると次の通りになります。

2025年の夏に行われる参院選では、国民民主党と参政党が共に注目を浴びている事があります。両党が同時に支持を得た理由を、YouTube動画や選挙データを使って分析しました。


まず、YouTubeの動画投稿について。両党は約2,700本の動画を投稿しましたが、参政党の動画は約1.7億回も視聴されています。これは、感情を引き出すタイトルや短い動画が効果的だったためです。一方で、国民民主党は具体的な経済政策を論理的に説明し、信頼を得ることを重視しています。


次に、若い世代の投票行動について。若者たちは、SNSやYouTubeを使って情報を得ており、自分の興味に合った政党に投票する傾向が強くなっています。これは、選択肢が多様化しているためです。


また、自民党の支持層にも変化が見られ、一部の支持者が国民民主党や参政党に流れています。特に地方での支持が高まり、両党が異なるイデオロギーを超えた公約を示すことで広い支持を得ています。


そして、「共通する意見」よりも、「多様な意見」が重視される時代に突入しています。これに伴い、自分に合った選択肢が選べる自由がある一方、共通の理解やつながりが失われる懸念もあります。


全体として、社会や政治がこれまでとは違う「分散化」の方向に向かっており、一人ひとりの行動や意識が新しいつながり方を考えるきっかけとなっています。この変化は、私たちの生活や民主主義の未来への影響を大きく持っています。


GPT 4o miniによる要約


個人的には、記事に書かれている「投票行動の"多峰化"」が進んでいる、というのが興味深い考察でした。


これは「バラバラになった」というよりも、自分の関心や生活実感に近い政党を自分で選ぶ人が増えているということのように思われます。
若い世代は、「テレビや新聞でよく見るから」だけで投票先を決めているのではなく、YouTubeやSNSで得た情報や、自分自身の問題意識と重なるポイントを持った政党や候補に票を投じる傾向が強まっている可能性もありそうです。


データで読み解く国民・参政の同時躍進―最大公約数の終焉と多峰化する社会|徒然研究室 Tsurezure Lab


つまり、年代ごとに支持する政党が分散しているというよりは、同じ20代でも国民民主党に投票する人もいれば、それと同じだけ参政党に投票する人もいたように、自分の立場や状況に近い視点で公約を掲げている政党に投票している、ということが言えそうです。


玉川徹氏「今までは投票率が上がるのはいいことだと思っていたんだけれども、果たしてどうだろう」

今回の選挙の投票率は、選挙区が58.51%(3年前よりも6.46ポイント上昇)、比例代表も58.51%だったとのことです。


これについては、若年層を中心に投票率が増加したとみられています。



これまでは「若者の投票率が低い」というのが問題になってきましたが、今回の結果を見る限り、若者も選挙に行くようになってきたと言えます。


しかし、それについて「政治をよく知らない若者が投票するのはいかがなものか」という意見もあるようです。


(前略)その中で元局員の玉川徹氏が、国民民主党と参政党が議席を伸ばしたこと、前回の参院選よりも選挙に行った人が多かったことについて触れ、SNSをきっかけにして投票に行ったのではないかと推測した。


 その上で玉川氏は「今までと全然違うのは、選挙に行く人っていうのは基本的に政治とかの基本知識を持っている人が行っていた」と言い、「今までは投票率が上がるのはいいことだと思っていたんだけれども、果たしてどうだろう」と首を捻っていた。


「政治をよく知らない若者が投票するのはいかがなものか」に...三崎優太氏が批判「それ本気で言ってるの?」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース


この発言については、SNSでも批判的なコメントが多いようですが、ある意味で若者世代が投票に行くことで、今までの結果を変えることができる、ということが示せたともいえると思います。


これまで「選挙に行っても意味ない」と思われていたのが、今回の結果から「選挙に行くことで政治が変わる」ことを証明できたのではと思いました。